昼行灯

バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所の昼行灯のレビュー・感想・評価

2.5
ホラー映画の音響効果を担当することになった録音技師が、仕事を進めるうちに精神を病んでいくという心弾むストーリー。

舞台はおそらく70年代。劇中登場する架空のホラー映画は、おそらく『サスペリア』あたりをモデルにしているんだろう。

刺殺シーンはキャベツをナイフで刺し、墜落死だとスイカを叩き落として音を表現。スタジオがまるで青物市場。野菜に囲まれ、徐々に狂っていく主人公(虚ろ目のトビー・ジョーンズ)が最高。

どんどん観念的になる展開。
山場もなければオチらしいオチもない。
たいして面白くはないが、好きなタイプの映画。
昼行灯

昼行灯