昼行灯さんの映画レビュー・感想・評価

昼行灯

昼行灯

映画に求めるもの
=バカであること。毒があること。

映画(61)
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ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド(2011年製作の映画)

3.5

記念すべきキューバ初のゾンビ映画。

勤労意欲ゼロの40男が、ゾンビ発生を機にゾンビ駆除の商売を始める。島国ならではの危機感のないダラダラ感、日常の延長線上のなかでのゾンビ退治がこの上なくユルいのがい
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肉弾(1968年製作の映画)

5.0

あいつは21歳と6ヶ月だった。
上官に豚呼ばわりされていたあいつは、ある日突然、特攻隊員という名の神になる。

この映画は、名ばかりの神となったあいつの、人生最期の休日を描いた青春映画であり、悲惨・凄
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天気の子(2019年製作の映画)

3.0

やっぱり"青春"ってのは、白いTシャツ着て誰かに会いに全力疾走することなんだな。したことないけど。

新海作品は2度目だけど、風景だったり光の描写は流石の美しさ。

主要人物のキャラ設定や生活感はあま
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エイリアンZ 超感染(2017年製作の映画)

1.0

どうせつまらないんだろうな、と見る前から決めつけるのは良くないと思う。でも蓋を開ければ案の定つまらない。

暗い顔した大人たちが、薄暗い部屋で「これからどうしよう」とうじうじ悩む前半パートは殆どハロー
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AVN/エイリアンVSニンジャ(2010年製作の映画)

2.0

忍びの里に襲来したエイリアンと伊賀忍者との戦い。

「いつまでも逃げてるわけにはいかねえな!」とか「仲間と共に戦うだけだ!」とか、全体的にセリフがダサい。

主人公は「コソコソするのは嫌だ」とか「大将
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.0

『ダイ・ハード』×『タワーリング・インフェルノ』の状況で、ドウェイン・ジョンソンの筋肉ダルマっぷりが炸裂。

燃える高層ビルに侵入するため、隣接する工事用の鉄塔を素手で登っていくあたりは殆どキングコン
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片腕ドラゴン(1972年製作の映画)

4.0

"良い道場vs悪い道場"という、香港映画では2億回くらいやられているであろう題材が、これでもかというくらいの勧善懲悪で描かれる。

全編殆どがアクションシーンで、「テア!」とか「ホア!」とか、カンフー
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仮面ライダーアマゾン(1975年製作の映画)

2.0

仮面ライダーアマゾンの満を持しての劇場公開作なのに、メインの敵が"ゲンゴロウ獣人"ってのはなんともパンチが弱い。

ガランダー帝国(←世界征服を狙っている)が進める"東京火の海作戦"(←分かりやすい)
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13日の金曜日PART8/ジェイソンN.Y.へ(1989年製作の映画)

3.0

ひょんなこと(電気ショック)から蘇った殺人鬼ジェイソンが、卒業旅行でニューヨークへ向かう高校生ご一行の客船にこっそり乗り込み、手当たり次第に殺戮を開始する。

スケベな奴、クスリでラリっている奴、パワ
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ヘルライド(2008年製作の映画)

2.5

年に10回くらいしか風呂に入らなさそうな、小汚いバイカーたちの復讐絵巻。

バイクとアクションとエロいねーちゃんを下品に(それはもう下品に)ごった煮にしたあたりは、正真正銘のグラインドハウスムービーだ
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マチェーテ(2010年製作の映画)

4.0

なんといっても主演のマチェーテこと、ダニー・トレホのインパクトが凄い。
飯食う感覚で人殺してそうな、絶対に関わりたくない存在感。

デカイお顔に不機嫌モロだしの細い目、ヘの字のお口に紫外線吸いまくりの
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

5.0

前半のスリラーパートからの、コメディにシフトチェンジしていく後半のデタラメな疾走感。
バカ過ぎて速過ぎて最高過ぎてやっぱりバカ。

昔の香港映画みたいな潔すぎるラストまで、映画に求めるエクスタシーの全
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.5

全体的に汁気の多いロドリゲスのゾンビ映画。

血も膿も内臓も全部水っぽくて、「ビチャ!」とか「グチャ!」とか聞きたい音が詰まっている。

牛丼屋で「ゾンビ映画大盛りつゆだくで!」と頼めば、おそらくこの
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.0

全てがチグハグ過ぎる奇跡の映画。

デビルマンの中間形態はショボすぎるし、主役の芝居は強弱のメリハリがぶっ飛んでて殆ど情緒不安定だし、ニュースキャスターはボブ・サップだし、KONISHIKIはいきなり
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

深く刻まれた皺が、干上がった池の底みたいになってきたロバート・レッドフォードの引退作。

80過ぎても銀行強盗役はハマり役。
皺くちゃなのに格好いい。
紳士的で嫌味のないロマンチストぶりも流石の一言。
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

戦艦大和の建造見積りの不正を、数学を使って暴いていくという、派手なんだか地味なんだか分からないミッションの戦争映画。

最終的に大和が建造されるというのは史実なので、結果は見えているものの、鉛筆と巻き
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誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.5

ハードボイルド小説を原作にしているだけあって、乾いたトーンのなかで淡々と進む展開は小説を読んでいるかのよう。

今回のリーアム(探偵役)はいつもの無双仕様ではないので、調査途中に町のチンピラにボコられ
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パーフェクト・トラップ(2012年製作の映画)

3.0

監督がソウシリーズの脚本家ということで、案の定の殺戮絵巻。

ナイトクラブの天井から芝刈機みたいなのが降りてきて、頭の悪そうな客達をぐっちゃぐちゃにしたりする。まあこんなところに来る奴にロクな奴はいな
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

ウォン・カーウァイ初の英語作品で舞台もNYだが、世界観やキャラクター造形(だいたいみんなこじらせ系不思議ちゃん)は香港時代とほぼ同じ。言ってみればアメリカ版『恋する惑星』。

撮影はお馴染みのクリスト
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ハイジャック・ゲーム(2017年製作の映画)

2.0

デニス・リチャーズ、最近見ないなと思っていたら、こんなところでハイジャック犯と戦っていようとは。

ハイジャックは乗員乗客全員を巻き込んだ計画的犯行らしく、結構スペクタクルなシーンもあるが、背景にあ
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復讐鬼 マイ・ジャスティス(2010年製作の映画)

1.5

子供を殺された夫婦が、護送中の犯人を誘拐して拷問するという復讐モノだが、主人公夫婦がとにかくバカすぎる。

奪った護送車で事故ったり、せっかく捕まえた犯人に逃げられたり、「ちゃんとせいや!」と何度思っ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.5

スリラーからSFにシフトした2作目。
前作は"時間"の移動だったが、今回はそれに加えて"次元"も移動。
何度も死にながら殺人犯に迫るという展開は同じだが、元の次元に戻るという追加ミッションの分、面白さ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

『恋はデ・ジャブ』に『スクリーム』を掛け合わせたような、学園スリラーループもの。(って何だ?)

主人公はいかにもオツム空っぽの意識高い系パリピ女子で、酒癖も男癖も悪いという、クソ女のサンプルみたいな
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.0

7年ぶりにして、主要メンバーほぼ総入れ替えのシリーズ第8弾。

ジグソウ役はお馴染みトビン・ベルで、いつも通りピラゴラスイッチみたいな処刑器具の数々を披露してくれる。
死後も未発表の新作がリリースされ
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ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

3.0

シリーズ第7弾にして初の3D作品。
まあもともと骨とか腸とかよく飛び出すシリーズなので今更感はあるけど。

無能すぎる警察と無双すぎるホフマンの対決が主軸で、一応シリーズを終わらせようとする気概は感じ
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ソウ6(2009年製作の映画)

2.5

気がつけばシリーズも第6弾。
3と4は姉妹編的な関係だったが、6は5とセットで一つといった感じ。正直一本にまとめて欲しい。

メインとなるゲームは、保険会社の重役が、自分のとこの社員の誰を生かして誰を
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ソウ5(2008年製作の映画)

3.0

シリーズ第5弾は、前作までを見ていないとさっぱり訳が分からない一見さんお断り作品。

黒幕は誰だとか、真相はどうだとか、話を盛り上げつつも、終わらせる気が更々ない展開はテレビドラマのそれを感じさせる。
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ソウ4(2007年製作の映画)

2.5

シリーズ第4弾は、前作で死んだジグソウの解剖シーンからスタート。
アボガドの皮を剥くように、頭皮や胸板をベローンされていくジグソウ。
胃の中からはカセットテープが出てきて、再生すると「ゲームはこれから
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ソウ3(2006年製作の映画)

3.5

シリーズも3作目を迎え、ジグソウを崇拝する弟子が誕生。ジグソウ一門を形成していく。

今回のジグソウ師匠のお題は"赦し"。
いつもは被験者自身が繋がれる処刑器具が、被験者が恨みを抱く人間に繋がれている
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ソウ2(2005年製作の映画)

3.0

シリーズ第2弾にして、ジグソウ役のトビン・ベルも本格始動。
序盤であっさり捕まるが、刑事に尋問されても「私は人を殺したことなどない。死を選んだのは彼ら自身だ。」と返すような、ああ言えばこう言う野郎に仕
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ソウ(2004年製作の映画)

3.5

10年ぶりくらいに見たが、その後の続編に比べてゴア描写は控えめマイルド。
ゲーム的な謎解き要素が強い、王道シチュエーションスリラーになっている。
本筋パートと背景パートの同時進行にも編集の技が光る。
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パピヨン(2017年製作の映画)

4.0

伝説的名作のリメイクというハードル高過ぎ企画だが、蓋を開ければ手抜き無しの骨太冒険活劇。
主要キャストも今揃えられる最良の布陣だと思える。

73年版から薄まったシーンもあるが、逆に追加されたシーン(
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.0

『バットマン』『スーパーマン』に続いて、メリーポピンズまでリターンズって、アメコミかよ。

ヘタレの主人公に人間離れした教育係がやってくるという構図は、のび太とドラえもんのそれに近いが、ドラえもんに比
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デス・サイト(2004年製作の映画)

3.0

警察が誘拐犯とネットポーカーで戦って、負けたら人質が殺される。
署内にポーカーが得意な奴がいないので、学校サボってゲーセンでポーカーやってる学生捕まえてきて代わりにやらせたりする。おいおい、人質死んだ
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.0

邦画とは思えないほど肉厚ジューシーなゾンビスプラッター。

テレビ局制作じゃないからこそ実現したバイオレンス描写の数々。
地上波で放送することなんざ想定していない潔さが光る。

弾け飛ぶ脳ミソはプリン
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ディスタービア(2007年製作の映画)

3.5

元ネタはヒッチコックの『裏窓』なんだろうけど、暴力沙汰で裁判所から足首に発信器をつけられて自宅軟禁状態!っていう設定が面白い。
発信器が武器にもなるし足枷にもなる。

オチはもう少し捻りがあっても良さ
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