このレビューはネタバレを含みます
すごく壮大な話だけど、あるアメリカの民家の2階の部屋という限られた空間にぎゅっと凝縮される空間。まさにガルガンチュア(巨大ブラックホール)が引き起こす次元を越えた空間のねじれを感じられた。
最近SFはあまり見てなかったけど、良質のSFを見たという充分な満足感。
しかし
滅び行く地球から、結局は逃走成功な訳だけど、なんか豊かさはあまり感じられない。これは映像に彩度が無いから?
ラストの筒型コロニー、あぁガンダムで見たやつだぁと嬉しくなったが、ちょっと小さすぎないか?あの大きさだと地面の湾曲が過ぎるでしょ?
あと、各惑星で時間の基準が変わるって言ってるけど、実際に年齢の進行度合いも変わっちゃって逆転って起こり得るの?SFでは常識なの?その辺の論理が理解できてないのでモヤモヤもある。
地球基準の時間の刻みかたとは違っても、老化のスピードとかって普遍的で絶対的なものでは無いの?
4次元5次元の映像化って難しいわと思い知らされる。
中国語タイトル:星际穿越