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インターステラーのromioのレビュー・感想・評価

インターステラー(2014年製作の映画)
3.5
こちらは4年ぶりに鑑賞。
前回はスコア3.4だったのであんまり自分の中の評価は変わらず。
やはり、序盤の面白さが群を抜いている!!!
俺はやっぱり、SFの作品大好きだなと思いながら、科学的なことをしっかりと描いて説得力を持たせつつも、最後は愛!!というエモーショナル全開!!パワー全開!!な感じで映画をぎゅっとしめるノーランのその感じがたまらなく好き!!
理屈どうこうじゃねぇんだよ!愛!!!

と、昔の俺は何故か不満を言っているが。ラストも含めてめちゃくちゃ楽しめた。愛素晴らしいよ!アンハサウェイも、綺麗だったし。マコノヒーはかっこよすぎる?
ただやはり、途中のマン博士、お前だけは許せない。
愛とは逆のその感情の表れなのかもしれないが、単純に見てて腹立つわ笑
マッドデイモンが昔から苦手だったが、輪をかけて嫌いになった瞬間だった。
しかし、その後の火星でまあいいかと思えるようになるのだが。
やる役で好感度は変わるもんだな。


こちら昔のレビュー

2014年
もちろんアイマックスで鑑賞。
やはりアイマックス最高!
もうこれしか見れないぜ!
音の振動で椅子や体がもうびりびり!うっひょー!

ゼログラビティを超えるという話を聞いていたので、あの宇宙体験を超える体験ができると思っていたが、今作は宇宙のその先を描いたSFドラマ作品であった。
どうしても比較してしまうが、見終わった後、ゼログラビティがまた見たくなり、傑作だったと改めて感じた。
あと、2001年宇宙の旅をまだ自分見てないので、これも早く見なくては!

始まって少しした後、良い意味で宇宙というのに対してかなりハードルが下がっているんだなと感じた。見ていて、ああもうこんな時代かとしみじみと思った。
そして、今作は宇宙がメインテーマではなく、宇宙が舞台で時空や次元などその先に挑戦し、人間、人間の愛を描いた作品であった。
いろいろな次元に関しての解釈、重力の計算式など難しい話であったけれども、というかノーラン監督にどれほどの知識があるのが分からないが、自分たちが想像でしか分からない、もしくは想像もできない世界を、誰がみても分かりやすい形で見せてくれたのは見事だと思う。3時間近くの時間もあっという間!!

この後、ネタバレを含みます。
未見の方はご注意ください。


重力ワープを通りぬけ宇宙を探検していくのだが、最初の海の星はもう最高だった。未知の惑星に降り立った興奮ったらない。
そして、ここでの時間の流れの違いなど非常におもしろい。
最初、NASAに着いて変なロボットが登場した時、SF感があってうわ〜とちょっとひいてしまっていたんだが、この辺りからもう大好きになる。変形やユーモア最高すぎ!
そして20数年の時間が経ち、黒人のクルーと再会するシーンはもうこの映画1番の感動であった。

その後、愛についていろいろ言われ始めるようになりテンションダウン。
そしてマン博士登場。
お前かー!!という驚き。
苦手な俳優、マットデイモンがさらになんか顔どっしりしちゃってるし。超天才の博士というはずなのに、このスーパー自分勝手っぷり。超勘弁だぜ。しかも黒人の彼が死んでしまうというショック倍増。

その後、ラストへの流れも自分には退屈であった。
幽霊はお父さんだったのねとかの振り返りのシーンとかも、はいはいという感じ。
正直なところ、この映画のドラマ、キャストも皆さん有名どころですが個人的にはハマったなという感がなくあんまりでした。
5次元世界なども自分にはまったく想像がつかないから、ポカンという相容れない感じになってしまった。
不満がやや多くなってしまいましたが、結果的にはかなり楽しめました。
毎年、毎年いろいろ大作映画が出てきて人生楽しすぎます。
来年もまた期待。
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