n0701

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌のn0701のネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

こらあかんわ。

何が面白いのか全くわからない。

金のない男は転々と知り合いの家に転がり込んでは、フォークソングで自分の目指すくだらない音楽をやろうとする。他人を否定し、自己の奏でる音だけに拘り、誰かと一緒にやることも拒否して、ただただ転々と過ごす。

近所の猫と旅に出ては逃げられ、親友の女に手を出して妊娠させ、偶然出会った男と運転役に付き合わされ、ただただ転々と転がるように過ごす男。

だが、その人生にも諦めがつき、舟に乗ろうとする。生活のための仕事だ。自分の嫌いな父親がそうしたように、海に出て仕事をする。そんな屈辱的なことさえも、組合の費用を払ってないからと断られる。

なんとか過去の支払い分を工面すると、今度は過去の遺物と一緒に捨てた免許がないことに気がつく。

何から何まで駄目な人生は終わり向かって酒場でフォークソングを歌う婦人を馬鹿にする。

物語は、この後から始まる。
謎の黒ずくめの男に殴られるところから。
なんてことはない。歌っていた婦人の旦那に殴られただけだ。

男は人生のドン底に墜ちていく。

猫は隣人の家に帰っても、彼には居場所はない。そうして転がるように落ちていく人生は自分が選んだことだ。

ふーむ。

何が面白いかわからん。別に歌もよくないし。
n0701

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