ゆ

子宮に沈めるのゆのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
3.7
家の中の映像しか流れないからより一層、どこへも行けない子供の目線になる気がしてリアルな閉塞感
1時間半の短い映画なのにものすごく長く感じる
女の子の演技が自然すぎる

こういう事件、よくニュースで見るし
なくなることはないんだろうな
親になる器のない人間でも子供を作れるし
いつ壊れるかわからないのが人間
最近は放置死とかのニュースへのコメントで、子供を捨てた親を擁護する人もいるけど、それは違う気がする

そして、この映画はどちらかといえばその擁護派を増やす映画だと思った
子供の泣き声、母親の性格、もっと酷かったはず
気になって2つの実事件を調べてもやっぱり
映画よりずっと胸糞だった
せっかくリアルに描いてるのに残酷さを軽減させるなんて勿体無い

でもこの話でも、母親はただのクソだった
最初はいいお母さんなのかなって思ったけど
旦那が出てくるシーンで
あ、まだ子供なんだなって
そりゃ旦那に捨てられるし、子供も捨てるわ
でも子供は最初の優しいお母さんを見てるから、悲しかっただろうな、特に上の子はただでさえケアが必要なのに
忙しくなったお母さんが相手にしてくれなくなり、知らない男が入ってきたり。。
ゆ