子役の演技は確かに良いですが「実話に基づいた映画」にありがちな実話とは違う設定になっているようで、映画では「最初は良い母親だった」ように描いているという文章を載せているサイトがありました。
以下は引用した文章になります。
・離婚の原因→父親が家に寄り付かなくなったことが原因ではなく、母親の方の浮気が原因。
・彼女の育児放棄は、離婚の直後から始まっていた。
（彼女は幼少期に実の母親からネグレクトを受けていたらしいです）
もっと酷い現実については「実話の映画化『子宮に沈める』と大阪二児放置死事件の違い・感想・評価など」というワードで検索すれば出てくるので興味がある人は見てみるといいでしょう。
このサイトにも書いてあるように母親を責めるだけでは解決しない問題ですが、実際の事実はもっと胸糞悪いという事です。
というか･･･描き方として日本映画の監督にありがちな独特の雰囲気を醸し出す作品にする事だけに注力しているような印象があり（日本映画の中にも少ないものの良い作品は存在するので日本映画全体を否定している訳ではありません）「実話に基づいた映画」としては監督の自己陶酔しか感じ取れませんし極めて稚拙というのが自分が感じた印象です。
