hzk

子宮に沈めるのhzkのレビュー・感想・評価

子宮に沈める(2013年製作の映画)
-
絶っっ対に胸糞悪くなると分かってて手をつけてしまった。
実際の事件を元にしてるから結末も知ってたのに。
それでも観る前は、そこに至った母親の心情にすこしでも同情できるのかなと期待してた。擁護する訳じゃなく、大変さとか葛藤とかを垣間見れると思った、ら!
1ミリも同情なんかできなかった。
私の母もそうだから、シングルマザーの大変さはすごく分かる。
生活の為に水商売を選ぶことも責めない。
でも追い詰められたとして、放置を選ぶことは納得できない。
どんなに辛くても子供より自分が可愛いように見えた。
孤独ゆえ男に求められることで自分の価値を見出したいと思ってるならそれは自分を優先しすぎだし。
性に奔放なのも女の生き方としてそれは勝手にどうぞと思うけど、子供がいるなら別の話。
自分を認めてほしいと他人に縋る前に、自分の子供を認めろよ、と思うね。
自己犠牲を強いる訳じゃないけど、自分の意思で産んだ子供は成人するまで責任持って育てるって簡単すぎることがなんで分かんないのかな。
完璧でいろなんて言わない。
大変だけど、お腹を満たして清潔にして愛情注ぐだけでいいのに。子供はそんなもんしか欲しがってない。
離婚したら嫁と子供の生活がどうなるか想像できない男、放置したら子供がどうなるか何を思うか想像できない女。
ほんと想像力の無い人間は嫌だ。
想像力の無い奴は他人の気持ちが分からないから。
相当気が滅入ったけど、実際の事件はもっっと酷くて怒りしか感じない。
オススメはしないけど、子供を持つということを今までより深く考えた。
hzk

hzk