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黒い血の記憶のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

黒い血の記憶(2013年製作の映画)
2.8
両親の遺品から自分が養子であることを知ったテューバ。彼女は本当の両親を知るため故郷らしき村を訪れる…というサスペンス。

村人全員が隠し事してる的な説明書きだったが、そうでなく過去の掘り起こしを拒むのは当事者である2名だけで他の村人は善意の人だったよ…とんだ風評被害。

不穏な空気の演出や緑深い森林、田舎の村の風景などの映像は美しい。

余白の多い作品で、肝心なところを説明しないまま終わるので「おい」と思うところもあった。

過去に翻弄されるディーバというより、翻弄されたのは彼女の娘の方なんじゃないかと思う。
娘は家に帰りたい言ってるのに、実の親探しを優先するディーバさんだった。
〇以下ネタバレのためコメ欄