難しい。音、映像、のイメージはすごい。ロブグリエの方が先?かな、と思うような人物の静止画的な配置、ベートーヴェンのかかり方も、かっこよかった。
詩的な、世界に魅せられて、日常とは別の視点に立ってしまった、と考えた。
全てを見通す視点の、孤独と、その中の蝋燭のような希望、くらいのまとめ方しかできないが、自分はそう考えた。
主人公と老人だけが、到達してしまったところ、がある。
見ていて気持ちよかったのは、視点、主人公の場所、で、この視点になる事は日常的にあるのではないか、と思う。この視点が忘れてしまったノスタルジアの世界観なのではないか、とか、、、。言ってみる。