【STORY】
名物コンシェルジュがベルボーイとの不思議な関係を深めながら、富豪の遺産相続争いに巻き込まれる、奇妙で素敵でちょっぴりスリリングなお話。
【感想】
何度観ても最高の世界観!
グスタヴとゼロの歳の差バディの関係性は唯一無二。
ウェス・アンダーソン監督作品にしてはスリリングで少し怖めの今作だけど、彼ら2人の距離感と、安定のオシャレな小道具やカラーリングが監督らしさを全開に。
キャストがあまりに豪華過ぎ(フレンチ・ディスパッチがまた超えて来た感あるけど)。いつものアンダーソンファミリーに加え、ジュード・ロウにシアーシャ・ローナン、レア・セドゥ、ハーヴェイ・カイテルなどが参加。
豪華過ぎて、それぞれの登場シーンを何倍にも増やして欲しいくらい。
特にレアなんて、あまりに贅沢な使われ方…笑
そして今作でもウィレム・デフォーがすごい。『ライフ・アクアティック』の可愛さはどこへやら、今度の彼は非常に恐ろしい…。
何をしでかすか分からないあの "静かに荒々しい" 雰囲気は、彼でこそ。
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観た回数:4回
直近の鑑賞:BD(20.04.13)
Disney+(22.01.27)