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クラッシュのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

クラッシュ(1996年製作の映画)
3.3
デビッド・クローネンバーグ監督がイギリスのSF作家J・G・バラードの小説を映画化(製作、脚本も担当)。
自動車事故をきっかけに倒錯的セックスにのめりこむ男女を描き、過激な性描写などで賛否両論を巻き起こした問題作。
原題:Crash (1996)

CMのプロデューサーをしているジェームズ(ジェームズ・スペイダー)と妻キャサリン(デボラ・カーラ・アンガー)の夫婦は、普通のセックスでは快感を得ることができないでいた。
ある日ジェームズは、ハイウェイでよそ見運転をして交通事故を起こす。
相手のドライバーは死亡し、その助手席に乗っていたヘレン(ホリー・ハンター)と共に病院に担ぎ込まれる。
退院したジェームズは、夫を亡くしたヘレンと再会。
彼女を通して、自動車事故で性的快感を覚える秘密の集団“クラッシュ・マニア”の人たちと知り合う。
ジェームズとキャサリンは、マニアたちの指導者的存在ヴォーン( イライアス・コティーズ)や仲間のガブリエル(ロザンナ・アークェット)らにより、倒錯した世界にのめりこんでいく…。

「自動車事故で強烈な死に方をした人間の性的エネルギーを感じ、自分自身もそれを経験する…」

「この次はきっと…、この次はきっと…」

2021年の「4K無修正版」は見ていない。
作品の毒が廻り、誰かにクラッシュ(追突)しないようご注意。
女性3人のCar Fx x x 対決はデボラ・カーラ・アンガーに軍配。
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