クラッシュの作品情報・感想・評価

「クラッシュ」に投稿された感想・評価

WOWOW.

事故の衝突時に味わった強烈な快感が忘れられなくなり、カークラッシュマニアを通しさらに強烈な快感を求める話。
探究心を求める姿勢は良いと思います。コマーシャルプロデューサーの仕事に役に立ちそうでなによりかなと。短い時間に何かを引きつけるものと、性的興奮が似てたりするのかなと思う。意外と人間の深い心理的なことを捉えていた作品かも知れません。
小説の方は途中まで読んでほったらかしだったので映画の方をみてみた。

明らかにクローネンバーグの映画という感じでした。
小説読んでても思ったけど、高層階から高速道路を見下ろすパースペクティブと高速道路上での描画のコントラストが面白い。

車の衝突が性行為のメタファーのようだった。
恐怖を忘れた者たちの倒錯。

小説が書かれた時代的に自動車が分かりやすいテクノロジーだったのだろうな。
現代ではネットやとくにスマホを自動車に置き換えて考えることもできる。
それらに対して恐怖を忘れている場合、日々、ヴォーンたちのように死への予行演習をしているのだろうし、欲望も形を変えて存在し続けるのだろうな。

テクノロジーだけでなくイデオロギーとかにも当てはまる話だと思うので、現代でも有効なテーマではあると思う。
rodem

rodemの感想・評価

4.0
その事に目覚めてしまった人の
更なる刺激を求めてしまう
人間の悲しい性
待ち受けているのは破滅か
至上の快楽か

単なるアブノーマルでクレイジーな
エロティシズム映画で終わらせないのが
クローネンバーグの凄み
なぜか少し理解できてしまうのが
ちょっと怖い…
mayu

mayuの感想・評価

3.4
2021.91本目 WOWOW

欲望は破滅に向かうのかな



クローネンバーグはわからん

このレビューはネタバレを含みます

交通事故(具体的には車の衝突、生傷)に対して性的興奮を覚える人たちのご紹介って感じの作品。

題材があまりにも常軌を逸してるのでその人の生態を見るのだけでお腹いっぱい。
norichan

norichanの感想・評価

1.0
自動車事故に性的興奮を覚える変態達。
事故被害者の遺族とか見たらどんな気持ちになるんだろ。酷い映画だ。
さすがカンヌ物
変態デヴィッド・クローネンバーグの世界。
車の中という密室空間における性の衝動。
夫婦間のマンネリズムからの究極の果てというか。車をぶつけ合い事故を起こすことに興奮を覚えるようになる、所謂フェティシズムが描かれる。狂ってる。脅威の性癖というか。周囲に与える影響含め非常に危険な嗜好。
ジェームズ・スペイダーやホリー・ハンターら有名な俳優がこの作品にトライしているのも興味深い。
ハワード・ショアの音楽がドライで艶かしくエロティックだった。

今年公開されギリギリまで迷っていた4K無修正版を観に行けば良かったと今更ながら後悔。
Ryoma

Ryomaの感想・評価

4.2
たとえばこの映画から、なにか現実的な教訓・哲学を引き出すことはほとんど意味を持たないように思う。「こういう性倒錯の人って〇〇だよねー」とか「肉と鋼のクラッシュが生むシンフォニーは私たちにとって・・・」とかいう議論はほとんど意味がない、というか、最早滑稽にさえ思えてくる。だってこの映画で描かれる世界は、私たちが住む現実世界から、一センチばかり浮遊しているのだから。私たちの世界とシームレス繋がっているようで、ちょっとだけ「ズレ」がある世界。でもSFとまではいかない世界。この絶妙な「ズレ」を持った世界って何故か心地よく感じてしまう・・・、この感覚は、映画のみならず様々な芸術作品に言えることであって、あたりまえのようにも思えるが、実はかなり本質的なことだと思う。
肉と肉の衝突がだんだんと鋼と鋼の衝突にダブって見えてくる感覚は、例えばダリの絵における「ダブルイメージ」や文学における「異化」の概念に通じるものがある。とにかく、この一見かけ離れている事柄同士(セックスとクラッシュ)が段々と接近していって、混じり合い絡まり合い、そうして生まれる異質な響き・ハーモニーが、めちゃくちゃ興味深い、としか言いようがない。スクリーンに強い「引力」を感じる。特に「洗車」のシーン。泡泡もこもこに包まれる車の中でドロドロのセックス。それも不倫セックス。鋼と泡とそれから肉。すんごい異質なシンフォニーを奏でる。何とも言い難く心地よい・・・変だよね?
MikuOshika

MikuOshikaの感想・評価

3.3
性癖を他者お互いに深く追求した結果。
異常ではあるけれど
人間一歩間違えれば
追求心に駆り立てられたら
この域まで達してしまうじゃないか。
それを抑えれるか抑えられないか
そのギリギリもきっと
彼らにしたら快感。
公開当時ロードショーで観た。
クローネンバーグ監督はかなり個性的だから注目していた。
この映画は交通事故フェチの話。
やっぱりクローネンバーグ監督はヘンタイだね。
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