理解できそうでできないラインがなんともスリリング。
性的な快楽と自動車事故による快楽を同質的なものとして提示。
自意識から開放された極限状態という意味では同じだけど、同じなのかはよくわからない。。
首絞め、NTR、同性愛…ジェンダーだったり性的志向なんてものは後付けでしかないことに気付かされる。多様性ってよく言うけど、本来多様なもんなんだよな。。言葉や形で定義できるものなんて一部であって。
掴みどころのなさはありながらも、随所にフェティッシュな質感があって、理屈じゃなくどこか惹きつけられてしまう。
車の機構だったり義足だったりを艶かしく映し出すところは「フレンチ・コネクション」を想起したり。
洗車シーンは比類のない美しさ。。