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アンダーウェア・アフェアのmasatのレビュー・感想・評価

アンダーウェア・アフェア(2010年製作の映画)
2.9
途方もなく素晴らしい時間を過ごした気がする。何という豊かな世界だろう。
失われた時を求める訳でもなく、かと言って、少女の時の終焉、でもなく。こんな才能、次にどう活かせっていうのか?いや、『あのこは貴族』(21)なる傑作を生み出す事になる。そんな逸材の始まりからして、凄かったという事を知った。

男を知ってる妹と、知らない姉のコントラスト(カメラのグルーブ)が愉快。

ヤンキーながら余りに美しい綾野剛、その初々しさよ。
山中崇の優しい眼差しも、遺る。

エンド曲がささやかに泣ける。
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