はま

ミケランジェロ・プロジェクトのはまのレビュー・感想・評価

2.2
日本での劇場公開が結局中止になって前売り券払い戻しとか色々あったなぁ、って印象が強い今作。どこぞで聞いた噂では「あまりにも面白くないので公開中止になった」なんて言われてて、個人的には「いや、そんな理由でなるかよ!」って思ったし、見終わってもこれよりつまらない映画はいくらでもあるだろうと感じたけど…まぁ確かにそこまで面白くはありませんでした←
なんというか、雰囲気にまとまりがなさすぎた…

【第二次世界大戦、ナチスドイツに破壊・強奪された美術品を後世に残すため、アメリカの美術専門家達が戦場へ赴く。】
ジョージ・クルーニーが年寄りばかりの部隊をかき集める様はやっぱり『オーシャンズ』的なワクワク感を感じました(笑) 始まり方もそんなコメディチックな感じだったので、そういうノリの作品なのかと思って見始めたのに、普通に真面目なシーンばかりだったし平気でシリアスに持っていくので、視聴者の気持ちは着地点がなくてフワフワしっぱなし。それが、集中できない一番の要因かなぁと思った。

他の人も言ってる通り、彼らだけで話が進んでる感じも否めない。「いや、君らは分かってるかもしれんけど私ら今の会話じゃサッパリなんやけど!」みたいな。聞いても分かんないなら聞かなくていいやってなっちゃうシーンはとても眠くて…
題材自体は面白かったので、フィクションにするならするでめちゃくちゃ真面目にするかコメディにしても結構面白くなりそうだった(笑)

マット・デイモン可愛かったからいいや☺️
あと一つ救いだったのはサム役のディミトリー・レオニダス君が素敵だったこと。ちょっとグザヴィエ感あって完全に私の好きな見た目でした。注目しとこ〜〜
はま

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