昔陸路で中米を縦断した時、Guatemala-Honduras-Nicaragua-Costaricaと渡り、Belize-El Salvadorには行かなかった。
Belizeはリゾートで興味がなかったし、El Salvadorは内戦後の傷跡と治安が覚束なかったからだ。
社会主義ゲリラの武装蜂起については当事者ではない私にいうべき言葉は無いが、その後のこの国にとって、有益であったことを願う。
Nicaraguaでは革命後落ち着きを取り戻している様に見えたが、Managuaのベンチで一休みしているだけで、アジア人が珍しいのか気が付けば多くの人達に囲まれ観察されていた。(特に何かされた訳ではない)
12歳の子供の視点では、イデオロギーなんか関係なく、自分や家族に危害を加える方が悪なんだから、それを排除する側に回るのは当然だ。
焼き討ちにあった女の子や一緒にゲリラに加わった友達の最期は重い。
この時代、この国こそ救世主が必要だったのに、エルサルバドルとは皮肉な国名だ。