強盗事件の人質になった主婦と、若い強盗犯の心の交流と逃避行を描くロード・ムービー。
面白かった。スティーヴン・ドーフもスーザン・サランドンも大好きな役者である。まるで親子にしか見えない二人の逃避行がとてもロマンティックで可愛らしい。また、この年の差がいい味わいを出していたように思える。
ジェイクの完全に悪になりきれていないところがよかった。情けない男でどうしようもないのだが、とてもチャーミング。やってることは悪くても、人殺しは絶対にしない。そういう設定もいちいち効いていて、こいつ大丈夫か?幸先不安だ・・・なんて思ったり。逆に人質になったシャーロットの方がしっかりしているので、バランスがとれているんだよな~。