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鑑定士と顔のない依頼人のruiのネタバレレビュー・内容・結末

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初はクレアという女性と顔を合わせるのがこの映画のゴールだと思ってました。そしたらそんな場面はあっという間にきて、一体2人はどう歩んでいくのかと思った矢先、肖像画の消えた部屋を見て心が引き裂かれる思いがしました。
一体どうして、何が真実で、何が本当の気持ちだったのか…。
バーショップにいた方のクレアがいってた、ヴィラのクレアの外出回数から、病気は嘘だったのか、途中から治ったのか。
きっとロバートと親密になっていのだろうなと。(そしたらサラとは…?)
ロバートの金じゃないと言っていたのも嘘だったんだなと。(騙されました…)
オートマタは何のために復元させられたのかは謎ですが、最初から彼の友人含め、彼を陥れる計画だったのだと思うととても恐ろしいなと思いました。
(もちろん、ヴァージルもいままで良い人ではなかったですが)

用心深い彼の気持ちを変えてしまうほどの人々の騙し方をみて、人との関わりの
怖い部分を感じました。

恋愛の贋作とはこんなにも悲惨なのかと思わせる作品でした。
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