隠し砦ならぬ隠し扉の三悪人。
その愛は真実か、それとも贋作か。いや、贋作の愛の中にも真実はあるのか…。
ネタバレを回避すると何もかけない映画。。
劇版かなり素敵、ロマンティックな部分での楽曲のチョイスと盛り上がってきたところでのオペラ的な楽曲のクライマックス感が素敵だった。
主人公に感情移入してしまっていたので、最後かなり気持ちが落ちた…。
ブレードランナーにもでてたシルヴィアホークスが魅力的。女性的な大人な魅力と少し幼い部分とをうまく両面表現してて、これは惚れてまうやろという感じでした。だからこそ…。
孤独な鑑定士ヴァージルオールドマンの生活ぶりが凄く画として切なくて、心に残った。
恋は盲目ということですかね…。映画とはかくあるべきというような定説を裏切ってくるようなラストでなんだかとても物悲しくなったとともに、これが愛と人生というものなのかなぁと思いつつそっと目を閉じました。