【MCU特集11作品目】
「あのドアを一歩でも出たら、おまえもアベンジャーズだ。」
・MCUシリーズも前半が完結したって感じ。一山登ったような盛り上がりが凄すぎて震えた。
・公開時に見た時は登場キャラクターも多過ぎて散らかってるような印象を受けたんだけど、改めて見ると上手くバランス取れててすごい。
・MCUは脚本は鉄板で良くも悪くもない時が多い気がしたんだけど、既に10作品目を経ていて人物描写がある程度済んでいることも手伝ってか、ストーリーも滅茶苦茶面白かった。
・アイアンマンがやっぱり主人公なのかな？トニーの自信過剰な性格が良くも悪くも発揮されてた。ある意味ウルトロンを産み出しちゃったのはトニーだし。でも、ヴィジョンを産み出したのもトニーだし。ウルトロンにもトニーの性格の一部が反映されてて面白かった。時系列よく分かってないけど、『アイアンマン3』でアイアンマン卒業したのにガッツリ大活躍してるのは、時間軸が違うんだろうな。戦闘面でも大大大活躍。特に洗脳されたハルクと巨大なアイアンマンで戦う場面の迫力エグかった。
・ソーはすっかり人間味出てきてた。皆でハンマー持てるかやってみるなんて、すっかり人間。戦闘ではスティーブとの連携がやたら良い。
・ハルクの強さも良いんだけど、バナーの優しさがとても素敵。優しいのに破壊王になっちゃうのは気の毒。トニーの信頼も厚くって、頭脳もスーパーなんだろうな。
・スティーブは保守的なのかな？トニーもスティーブもどっちも正しいけど、ちょっと方向性が違うのが見てて興味深い。
・ブラック・ウィドウとハルクの恋愛は素敵。
・これまで地味キャラでちょっと可哀想だったホークアイにフォーカスされるのは嬉しかった。新入りのワンダを焚きつけたり、家族への愛情を見せたり、滅茶格好良かった。
・ウォーマシンが割と活躍してたのに、フェニックス出番なくて、なんで差がついたんだろ？って思った。
・強化人間の双子兄妹、最初はどうかな？ってぶっちゃけ思ったけど、すごく良かった。これだけスーパースターが揃ってる中で、しっかりキャラクター出しててすごい！クイックシルバーは突撃する電車から人々守ってて、滅茶良い奴！って思ってたら、最後自分を犠牲にして少年守ってて、辛かった。ワンダはちょっと最強すぎない？皆マインドコントロールされてた。
・新登場のヴィジョンも良かった！元々ジャーヴィスだったのか。すっかり忘れてた。強いし、心も清らかだし。ソーのハンマー持ててたのすごい！
・アジア系のキャラクターがあんまり活躍してないイメージだったけど、ヘレン博士が出てきて、ヴィジョンの身体も創っちゃったり、結構目立ってたのが新鮮だった。
・映画の内容がてんこ盛りだから、ヒドラの残党のボスのストラッカーもあっさり殺されたり、テンポが良いのが良い！
・何故か世界を滅ぼしたがる動機がよく分からない敵が多い中で、AIが出自のウルトロンは敵として納得感があった。ターミネーターみたいだった。
・フューリー長官引退しちゃったかと思って寂しかったけど、しっかり出てきて活躍してて嬉しい。母艦と一緒に終盤駆け付けてたの格好良すぎ。
・開始早々、ヒドラの施設をアベンジャーズ総出で襲撃してて、豪華すぎ。普通の映画だったらフィナーレだと思う。
・またホークアイが重傷負って、可哀想な役回りだなって思った。けどこの後ガッツリ活躍してて、本当によかった！
・あの杖って確かサノス側からロキがもらった奴だよね。そこにストーン入ってたのか。って事は、サノスはストーンを手放して、後で回収することになるのか！？笑
・パーティー中のウルトロンとの戦闘は興味深かった。スティーブとかソーは生身でも強いけど、トニーはそうでもないから、機械いじりで対抗してた。
・アフリカでの戦闘は、ぶっちゃけウルトロンはどうでも良くって、ワンダの無双状態だった。いくら力強くってもマインドコントロールされたらたまったもんじゃないね。
・騒々しい映画の中で、バートンの実家でのゆったりとした時間はとっても綺麗だった。
・トニーはともかく、ブルースとソーがヴィジョン誕生に力を貸すのは意外だった。スティーブ一人で可哀想。
・隕石の代わりに街を持ち上げるの回り道な気がするけど映画的には良かった。
・ピエトロの死も悲しかったし、ハルクが皆に迷惑をかけないように一人で去って行っちゃうのも寂しかった。
・トニーとソーとヴィジョンがビームでウルトロン倒すの格好良すぎ。
・ラスト、アベンジャーズのかけ声が出かけて、テンション上がった状態で映画終わるのはあざと過ぎる。
⭐︎1番印象に残ってるシーンは、アイアンマンvsハルクの戦い。迫力、スピード感、音響、映像、格好良さ、キャラクター性、他のどんな映画も真似できない最高にスペクタクルなバトルだった。なぜかハルクだとヒーロー同士が戦ってるのも腑におちゃうからズルい。
