【間接的交換日記】
性欲の衰えてきた美術教授の安西が、後妻の名器の持主郁子に自分の日記を盗み読みさせることで、性欲を掻き立てようとするド変態映画。
正直、それ全然性欲衰えてないのでは・・・という変態ぶりに笑ってしまった。
川島なお美の全裸というのが当時話題になったようだが、素晴らしい脱ぎっぷり。
「染み1つない」とカメラを裸に向けるシーンがあるのだが、透き通った裸体に当時の柄本明は耐えることができたのだろうか・・・
とはいえ、実際の行為シーンは、まあ偽物だよなってわかる演技なので、それ自体の高まりはないが、映画全体としての芸術性やエロティシズムには一定の評価ができる。
また、最初は自分の郁子に対する性の想いを書き綴っているのだが、途中から現れるプレイボーイの木村へのNTRからさらに性欲を冗長させていくというシナリオになっている。
AVかな?
みどころとしては確かに川島なお美の裸体シーンといえばそれまでではあるが、一見の価値はある程度には嫌いではなかった。
2020.6.12