ユースケ

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

100万人のペルシア軍にたった300人で戦いを挑んだスパルタ軍が誇る究極の少数精鋭筋肉部隊が見せる滅びの美学を描いた【300】から7年。ザック・スナイダーからキメ画職人の命を受けたノーム・ロームが、ペルシア戦争のクライマックスであるサラミスの海戦を描いたバイオレンス・アクション映画。デジタル・バックロットで描かれる幻想的な世界とクレイジーホース・ショットで描かれる飛び散る手足と首チョンパの嵐。大サービスの出血量でエーゲ海が血に染まる。マジで。

とにかく、ゴスゴスの艶黒アイメイクとキメキメのセクシーコスプレで暴れ回り、二丁目な神王クセルクセス(ロドリゴ・サントロ)と地味な主人公テミストクレス(サリバン・ステイプルトン)を手玉に取るエヴァ・グリーン演じる女帝アルテミシアにメロメロ。
首チョンパした首とキスして部下をドン引きさせるシーンも海を火の海に変えて爆発を背負ってキメ顏をかますシーンも、たまらないのですが、出し惜しみのない脱ぎっぷりで主導権を奪い合う野獣のようなセックスシーンは必見。激しい振動と喘ぎ声に室内の状況を察する見張りの兵士、最後までイカせてもらえず微妙な表情で帰路に着くテミストクレス、そして、テミストクレスの微妙な表情でアルテミシアとセックスを察する仲間の兵士もお見逃しなく。

前作の完全な焼き直しの本編よりも、Black Sabbathの【War Pigs】が流れるエンドクレジットの方がカッコイイのは如何なものかと思いますが、エヴァ・グリーンのデカ乳輪が文句なしにエロかったので良しとしましょう。

ちなみに、アルテミシアを最強の女戦士に育て上げたペルシア軍の最強の戦士は、前作でレオニダス王にスパルタされた人(ピーター・メンサー)です。