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アデル、ブルーは熱い色のkiritoのレビュー・感想・評価

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)
3.0
【芸術的で情熱的】

レズビアンのアデルとエマ。
2人の関係は熱く、儚く、美しい。

ザ・オサレ映画。
私は苦手ですけど、有名な作品なので視聴。


題名の通り、煙、マニキュア、アクセサリー、服、店の装飾などなど随所に青が使われてる。
まさに、【熱い色】なんですな!


ベッドシーンもありますし、裸のシーンも多し(*ノωノ)
刺激が強いです…


同性愛も結局は男女の恋愛と同じ。
感情的になって、嫉妬して、落ち込んで、泣いて…
少しのズレが大きなズレになってしまう。

愛し合う2人でさえ相手のことを理解するのが難しいのだから、赤の他人なんてもっと難しいですわな。


全体的に美しく映画でした。
ただ、この映画は時の経過が非常にわかりにくかった。不親切。
いつ高校卒業して、いつ先生になったのか、離れてからどれくらいだったのか。
もちろん、〇年後とか露骨に表記する必要もないけど、この辺りをもう少し上手く表現できなかったのかなぁと思いました。


しかし、この映画の良さがわかるのはまだまだ先になりそうです。

とりあえず、ボロネーゼが食べたくなりました。

※レアセドゥは金髪の方が良かったな…

2016.5.24
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