甘味

嗤う分身の甘味のレビュー・感想・評価

嗤う分身(2013年製作の映画)
4.2
初リチャード・アイオアディ。
当時劇場で見た予告編がなんとも唆る雰囲気で、しかも大好きなミアちゃんとジェシーの共演ってんでめちゃ気になってた本作、やーっと鑑賞。

ドストエフスキーの「二重人格」が原作との事で、今となっちゃありがちなミステリーだしオチもすぐ読めちゃうし…なんだけども、監督のセンスがドンピシャタイプで相当好み。久々にばっちり肌に合う映画に出会えて嬉しい。幸せ。

レトロフューチャーなオフィスはちょい未来世紀ブラジル風味。お天道様が一切見えない代わり、暗闇に常に差し込む赤青黄の光。不穏な空気の中でガンガン流れる昭和歌謡。…あぁたまらん。この奇っ怪なディストピア、全部好き。
(あと何気にJ・マスシスがすんごいどーでもいいチョイ役で出てたりする。MVめっちゃ作ってるのねこの監督)

因みにサブマリンも気になってたくせになんとなく後回しにしてたのよね。こりゃ早よ観やんとやなー。わくわく。楽しみ。
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