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インセプションのaipanのネタバレレビュー・内容・結末

インセプション(2010年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

夢って誰でも見るものだと思うし、リアルっちゃリアルな設定なんだけど、アンリアルな部分までしっかり描写されてるなと感動した。

元々夢をよく見るタイプで、予知夢とまでは言えないけど、いわゆるデジャブの経験が何度かあって。
特に睡眠導入剤を飲んでいた時は顕著で、毎日のように意味のわからない夢をよく見てた。想像したものが全部出てくるというか。
だからこそ、夢と現実の狭間、みたいな恐怖と無敵感、ゆっくりと目覚めを自覚していくあの時間の経験があるから、よりリアルに感じれたかな、と。

誰でも経験があるであろう夢の世界、その更に夢、時間経過やキックの描写、夢と現実、リアルとアンリアルが混じるカオスな感じ。
全部含めてとにかくすっっっごく好みだった!

洋画はフィクションであればあるほどよくて、邦画はノンフィクションというかズシンと心の内側にぶっ刺さる感じの作品が好きだと思っていた、のだけど。
しかしこういう終わり方の作品はなんでもかんでも最高に好きです。
ラストのコマが回っている?止まる?つまり果たして今は現実なのか?っていう問題提起というか。
後味は悪い方がいいよね。

クリストファーノーラン作品、ぜっっったい好みなのでこれからたくさん見れると思うと、まだまだ人生たのしいな。まあ今も夢の世界かもしれないけど!
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