ワイカ

エージェント:ライアンのワイカのレビュー・感想・評価

エージェント:ライアン(2014年製作の映画)
3.6
 評価が今ひとつパッとしない本作ですが、ハリソン・フォードやあご勇…でなくてベン・アフレック(あとアレック・ボールドウィンもやったっけ)らが演じたジャック・ライアンシリーズの前日譚としては、嫌いではないです。ジャック・ライアンがCIAに入った経緯も描かれていて、わりと説得力がありました。上映時以来久々に観ても、十分楽しめました。

 クリス・パインのジャック・ライアンには賛否あるみたいだけど、若き日の配役としては悪くないと思いました。少なくともコメディ顔のジョン・クラシンスキーよりはよいです。

 脇を固める俳優さんたちも豪華。ケビン・コスナーやキーラ・ナイトレイに加え、悪役のケネス・ブラナーが相変わらずの存在感。ロシア訛りの英語がうまい。この人ホントに名優。

 「ホームランド」観てからだと甘く感じられちゃうけど、あれはあれ、これはこれとして観れば及第点。これを起点に新シリーズが始まると思いきや、その後音沙汰がないのは興行的に失敗したのでしょうか。楽しみにしてたので残念です。

 
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