ホドロフスキーの好奇心は尽きない
製作当時84歳、現在85歳のホドロフスキー監督だが、彼が映画について語るときの目は少年のそれである。
ギラギラした瞳、大仰な身振り、会話に効果音を入れるような話し方、ホドロフスキーは不老である。
彼は説教をしない、彼は夢を語り続ける。ホドロフスキーにゴールは無い。彼はずっと歩いている。立ち止まることはない。
DUNEは失われない、数多のSF映画の遺伝子にDUNEは生き続ける。ホドロフスキーは失われない、彼がいなくなっても映画は無くならない、映画があれば、彼は生き続ける。