停滞

パラダイス 希望の停滞のレビュー・感想・評価

パラダイス 希望(2012年製作の映画)
3.9
記事では"パラダイスとは実現されない夢と欲望の象徴"と書かれている。今回のは愛というよりは恋でそれが希望と形容されるのは納得。物語がどこかに向かっていくことがあまり示唆されないし実現されない夢と欲望であるが故に非常に停滞的。運動は違えど質的には繰り返しと言える。どことなく日常を感じる、でもつまらなくはない、太った人の苦悩というわかりやすく妙なリアリティがからだろうか。
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