映画漬廃人伊波興一

マチェーテ・キルズの映画漬廃人伊波興一のレビュー・感想・評価

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)
3.2
私個人の解釈ですが(兼任)が過ぎるのではないか、と。
ロバート・ロドリゲス
『マーチェテ・キルズ』
2014年の『シン・シティ 復讐の女神』以後、ロドリゲス作品は観てません。
デビュー作の『エル・アルマリッチ』から30年近く期待を裏切らず観客の心をしっかり掴んだ成功ぶりはめざましいものですが、期待を裏切らないとは予想の範囲を超えないという事でもあり、4〜5作も観たあたりで(暴力)や(悪徳)が記号化してしまい、すっかり無感覚になってしまったためです。
私個人の解釈ですが(兼任)が過ぎるのではないか、と。
特に撮影と編集。
低予算製作から抜け出せない駆け出し時期なら理解出来ますが、現在のロドリゲスならもっと他の一流の撮影監督、編集技師に仕事を任せるべきだろうに。
どの作品も見事なほど画一的な印象が思わずそう呟かせてしまいます。