オーウェン

マチェーテ・キルズのオーウェンのレビュー・感想・評価

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)
3.7
マチェーテ自体がフェイク予告編を実現させた代物だが、その本編終わりには次作の予告編が載っていた。
それを実現させるところがロバート・ロドリゲスのエライところ(笑)

マチェーテに届いた依頼者はまさかのアメリカ大統領から。
メキシコにいるマッドマンを葬るため乗り込むが、彼の心臓にはワシントン直撃のミサイルが連動しており、それを外すことの出来る武器商人に会いに行く。

設定も相変わらず無茶苦茶だが、マチェーテという作品ではまるで違和感がない。
相変わらずダニー・トレホは無敵であり、異常に強い。
撮影時で70歳というが、ますます皺が増えてより悪人顔へと進化(笑)

1でのセガールやデニーロに負けず劣らずな個性的キャラもしっかりお目見え。
悪役には私生活でも問題児なメル・ギブソンであり、大統領にもお騒がせなチャーリー・シーンが本名であるカルロス・エステベスで出演。
さらにはアントニオ・バンデラスやレディー・ガガの登場は意表を突かれる。

さすがに1に比べて新鮮味はないが、マチェーテがヘリを使ったアクションは爆笑させてもらった。
ところで冒頭にあるフェイク予告編が現れるのだが、まさかこれがラストに繋がろうとは予測できなかった。

こうなると是が非でも3作目を作ってもらわないと困る。
あと3Dメガネが必要だったとは聞いてないぞ(笑)
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