ある日殺人容疑で逮捕されてしまった知的障害を持つ父ヨング。突然いなくなった父を待ち続ける6才のイェスン。収監された刑務所で同じ部屋の囚人の命を救ったことをきっかけに無実を訴える父に会わせるための「イェスン潜入作戦」を進める。父の冤罪を晴らすため、弁護士になったイェスンは事件の真相を明らかにするべく、元囚人と警務課長に証言を依頼し再捜査するのだった。
彼は障害を患っていて、6才児ほどの知能しかないけど心からイェスンを愛していて娘の幸せだけを願っている。刑務所で父と娘が生活を共にするなど非現実的かもしれないけど、この親子の幸せを思うと少しでも長く一緒にいさせてあげたくなるし、気球が遠くまで飛んでいけばいいのに。と願わざるをえなかった。
