ずっと「いつか見よういつか見よう」「でも悲しすぎるだろうから覚悟ができてから」と後回しにしていた作品。
ただの悲しい話しではなかった。
主人公の優しさから、周囲の人を巻き込み、絆ができてくる様子、途中現実の刑務所ではありえないことも起きるけど、そんな奇跡を信じたくなるほど皆が彼を助けたいと思っていた。
この先起きる残酷な結末からとにかく彼を救いたいと信じていた。
一連のストーリーをただただ祈るように観ていたかというと、そうでもなく、俳優陣一人ひとりのキャラクターや演技が素晴らしく、楽しかった。その世界観も時に味わいながらまさに映画全体を堪能した。
娘役の演技に泣けます。