このレビューはネタバレを含みます
冒頭から涙が出たのは初めてだった。
冤罪を題材にした映画はいくつもあると思うが、この映画は知的障がい者が冤罪で捕まる事を扱っていることが珍しい。だけどこの映画にでてくる登場人物の中で優しい人物ってほとんど刑務所の囚人達だったり課長とかで外はくずばっかだし、もし現実の警察があんな風なら世も末。
この映画を見たら二つの欲求が生まれた。
一つ目は刑務所に入りたくなった。
ショーシャンクをもともと見た後ってのもあるけど映画にでてくる刑務所って映画ってわかっててもすごいいい場所。人のために泣ける奴は大体いいやつ。
二つ目は子供が欲しくなった。
娘に『パパの娘に生まれてきてよかった』なんて言われたら人生のエンディングなんじゃないかと思うぐらい心にきた。父親が娘に言われて嬉しい言葉ランキングとかあったら上位に入るでしょってぐらいに好きかもしれん。ヨングみたいな父親になりたい。
