このレビューはネタバレを含みます
おっぱい加算+0.5点
うーん判断に困る映画。
ツボを隠すエイダの身勝手さにはイライラさせられるのだけど、それ以上に娘の処女膜チェックをする毒母親と、妹を妊娠させて知らん顔するクズとか、娘と息子を立て続けに殺される近所の人の気の毒さとか、穴神の超常能力に度肝を抜かれたりとか、いろんな気持ちがないまぜになる。
とりあえず腋毛の剃りのこしを見逃したのでそこだけはチェックしようと思いました。
バッドエンド、と言われてるけどそもそもが祖父が孫と同じような事をして罰を逃れたりとか、陶芸家が今の所無事だからそんなに後味は悪くないかな?
あの村、あんなに人死にが出てたらシステムが成り立たないと思うのだけど。
一番怖いのは、穴神さまじゃなく、タバコの火を押し当てるのに何のためらいもないエイダ母でした。
ひぎぃ
【あらすじ】
地面に掘られてる穴を「穴神」と信仰する村の住人達。
ヒロインのエイダはある日、次の「生贄」を選ぶための「ツボ」が自分を指しているを知り、反射的にそれを隠してしまう。
穴神がその行為に怒り、超常的な力で村娘を殺害する。
予告のツボを作成する陶芸家に対して詰め寄る村人ら。
いつもはトランス状態で作成するため、自分でもどの顔を作ったのかわからない陶芸家は追い詰められ適当な村人を生贄として告げる。
だが、その行為はさらに穴神を激怒させ、ヒロインの兄であり近親相姦相手のクズを殺す。
クズとの間に赤子を身ごもっていたエイダは、子供を守る為にも陶芸家と逃げ出そうとするが、あっさり捕まってしまう。
エイダの妊娠と、お告げがエイダであったことを知った親たちは彼らを穴神に捧げ怒りを収めようとする。
過去、自分の祖父が妻を守る為にツボを隠し、なんの罪もない少年を生贄として殺したという経緯を知ったエイダは「自分が死にさえすれば」と無抵抗で生贄になることを決意する。
そして、式は断行され、ひそかに恋い焦がれていたエイダを失った童貞陶芸家は彼女の顔を模したツボを今までの生贄のツボと並べ、一人静かに暮らすのだった。