このレビューはネタバレを含みます
タイムリープものだからちょっとややこしかったですね。
キャラの相関関係が分からなかったけど、これは意図的だったんですかね。
タイムリープものだから大体のオチは分かったのですが、面白かったですね。
最初はワニの死体を見たので「え、モンスタ―出てくんの?www」とわくわくしたのですがw
以下、ネタバレ含む感想。
パリス・ラングは母が運転する車に乗っていた時に橋からキャドー湖に転落する。
パリスは一命をとりとめたが母は死亡。
そこから父とぎくしゃくした生活を送る。
パリスは仕事中にキャドー湖で不可思議な現象を目の当たりにし、キャドー湖を探索する。
一方、エリーは母の再婚に対して反感を抱き連日友達の家に泊まっていた。
幼いアンナはエリーに懐いていたが、ある日の晩餐でエリーと母は口論してしまう。
家を飛び出したエリーを追ってアンナはその夜から行方不明となる。
ボートが無かったことからキャドー湖に向かったと推測したエリーは激高するアンナを見つけ連れ帰るが、様子がおかしい。
晩餐の時にエリーが母親に対して暴言、皿を投げるという行為をしたと責め立てるが、エリーにはそんな記憶はない。
「あなたの父親は赤子だったあなたも捨てて失踪したような男だ」とエリーに感情をぶつける母親。
再婚相手にも追い立てられるように家を追い出されたエリーは困惑しながらキャドー湖へと向かう。
パリスはキャドー湖で背中に杭が刺さった少女を保護、通りすがりの男らに彼女を託し、再びキャドー湖に戻り、エリーが乗ってきたボートを使い家へ帰ろうとするが、キャドー湖を探索中の男らに捕まってしまう。
エリーは自分の乗ってきたボートではなく手漕ぎのボートを使い陸地に行き再びアンナを捜索するが、ふとしたことから自分が過ごしていた時代ではないと気づく。
それは2005年。
ネットを使って調べていくと、アンナは1952年に保護され成長した後、ベン・ラングという男と結婚し、パリス・ラングという子を産み、湖に落ちて死亡したと知る。
そしてパリス・ラングは自分と母を捨てて行方不明になった男だと知る。
パリスはパリスでエリーの暮らしていた2022年へとタイムスリップをし、アンナ失踪事件にかかわってる容疑者だと思われていた。
キャドー湖を介して元の時代に戻ろうとしたパリスはエリーの母親であり、自分の元恋人セレステと遭遇するが気づかなかった。
そして警察に追われてキャドー湖へ飛び込むが、溺死してしまう。
元の時代に戻ったエリーはアンナの成長した写真を見せ「パリスはお母さんと私を意図的に捨てたわけじゃなかった」と伝え、自身も変わらぬ姿のパリスを見たセレステは涙を流しエリーを抱きしめるのだった。
アンナが自分の祖母だと判明して、それまで「母の再婚相手」としか見てなかったダニエルが自分の曾祖父だと知った時ってどんな気分だったんですかね。
「私たちは家族よ」と言ってたけど、ダニエルはそれを受け入れられるかわからないし。
というか妻の連れ子としか見てなかった子が自分のひ孫だと言われても困りますよね。
パリスが亡くなってしまったのは残念ですが、恋人の「あいつは私たち母子を捨てた」という誤解が解けたのは良かったです。