みゆう

好きっていいなよ。のみゆうのネタバレレビュー・内容・結末

好きっていいなよ。(2014年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

途中まで原作読んでたけど、割と原作通りに進むのね。でも、原作で各登場キャラの紹介エピソードを繋いだだけで終わってしまった感が満載。めいと大和の関係も、あんまり山あり谷ありって感じに描かれてない気が。

エピソード数でいったら5つ分を詰め込んだせいか、どれもサラッと終わって印象に残らない。大筋の主人公2人の関係もサラッとで特に何も。特にカイ君のエピソードが一番サラッとしてた。いじめっ子に復讐行った時に、想像してたのと全く違って拍子抜けしたところとか、なんか全然悔しそうとかじゃなかったし。原作はもうちょっと「俺が今までやってたのはなんだったんだ!」的な感じがあったような気がするけど。

本当は、自己肯定感の低いめいが、大和と関わることで徐々に自分を認められるようになるという成長が醍醐味だけど、やっぱり映画で表現するのは難しい。そこはやっぱり原作読んだ方が良い。原作を変に改変してないのは評価するけど。

何かしながらサラッと観るのにはちょうどいい作品かも。あと、川口春奈と福士蒼汰の演技がそこまで上手くないように感じた。初々しい高校生の感じを演出するためなら「ああね」って感じだけどやっぱりちょっとうーんって感じ。
みゆう

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