mikoyan358

胸騒ぎの恋人のmikoyan358のレビュー・感想・評価

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)
2.5
天才グザヴィエ・ドランが二十歳そこそこで「マイ・マザー」の次に作った映画、というのを頭に入れると確かに年齢を飛び越えた凄味は感じるのだが...でもやはりこの手の映画は「好みかどうか」という点が大きく印象を分けてしまうなあ。ゲイの男とストレートの女が「ゲイなのかどうかわからない」1人の男を巡って鞘当てしていく様子、そして最後愛想をつかしていく構成自体は非常に巧みなのだが、結局のところ(他とやることはやってたりするしw)同性だろうが異性だろうが必要と考える「真摯な想い」がこの世界の中にあまり存在せず「恋愛ごっこ」のように見えてしまうのが個人的には入り込めない最大の理由。
mikoyan358

mikoyan358