Masataka

それでも夜は明けるのMasatakaのレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
3.8
思えば奴隷制度を正面から描いた映画がはあまり見たことがなかった。使用者や奴隷商人は奴隷をまるで人と思っていない。それが当たり前の時代があったのだ。
目を背けたくなるようなシーンも多く、この時代を描いた映画だから、何処からともなくクリント・イーストウッドが現れて悪い奴らを撃ち捌いてくれないだろうか、あるいは主人公は実は腕利きのガンマンということにならないだろうか、と期待してしまうがそんなことは当然起こらない。夕陽のガンマンはやってこない。主人公はジャンゴじゃない。これは実話なのだ。
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