外は雨

それでも夜は明けるの外は雨のレビュー・感想・評価

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)
3.8
南北戦争前の19世紀前半に実在した黒人男性ソロモン・ノーサップの自伝の映画化。

白人の中で音楽家として暮らしていた男がある日突然、仕事の話だと騙され、誘拐され、奴隷として売られてしまう。

優秀で自分自身にもプライドがあるが故に待っている絶望。一番印象的だったのは決して歌おうとしなかった黒人たちの歌を墓の前で歌うところ。このシーンは自らを奴隷として受け入れる絶望のシーンだ。

映像は美しい、けれど喜びの一つもない映画。息苦しい。
外は雨

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