大ボケ、小ボケ・・・笑い満載
主人公月子が女子高生(にはとても見えない・・・グラドル仲村みう)姉富江の写真を撮っていると・・・いきなり工事現場の上から落ちてきた鉄骨に“グサリっ”
と、こりゃもう完全に「オーメン」(1976年)で笑えます
と、続くシーンでは亡き富江の誕生日、両親が月子にケーキのろうそくを消すよううながします・・・って、妹のショックを蒸し返すようなすなっ!アホかっ
と、玄関のチャイム・・・開けるとセーラー服姿の富江が
抱き合って喜ぶ両親・・・って、そこは普通“腰抜かす”だろっ
それから何の違和感もなく元の生活に戻る一家・・・早よ医者に行け
・・・と、万事こんな具合のコメディです
美しい姉に対する妹の“劣等感”・・・幽霊の姉と妹の入浴のシーンなどは、大林宣彦監督の「ふたり」(1991年)を感じさせます
また、富江の“二度目の”二度目の死、風呂場での・・・書けません
これは園子温監督の「冷たい熱帯魚 」(2010年)のようです
喰いたくねぇ~、“富江弁当” 親友佳恵(多田愛佳)可哀そ~ サム・ライミ監督の「スペル」(2009年)の“えげつなさ”を感じます
っつ~か、彼女の首の富江の人面瘡・・・このB級感は、ジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X」(1982年)です だっ誰か~っ、火炎放射器っ!
あこがれだった富江の彼氏俊夫先輩ともいい感じの月子・・・が、転校生として新たに出現した富江にあっけなく秒殺っ!
しかし監督さん(井口昇)も、お好きですね“首チョンパ”
終盤は一転して、“顔ムカデ”の登場で上を下への大騒ぎ
富江とは、いったい何だったのでしょう?