RIO

ウォルト・ディズニーの約束のRIOのレビュー・感想・評価

3.9
文学作品「メリー・ポピンズ」シリーズの作者であり頑固で神経質なパメラ・トラヴァースと、同作品の映画化を望み20年にも渡るオファーを出し続けたウォルト・ディズニーの事実に基づいた交渉の物語。

高校卒業時以来のディズニーリゾート旅行に備えて士気を高めていました!楽しみ〜♡
ということで、観るタイミングを逃し続けてた今作を満を持して鑑賞。

エマ・トンプソンとトム・ハンクスという名優二本柱だけでも充分鑑賞価値はあります。しかし、個人的には「メリー・ポピンズ」は幼い頃何度も観た大好きな作品で、この前公開された続編も劇場で号泣した身なのでより一層必見でした。
メイキングに触れて作品が深みを増すことは多々ありますが、メリー・ポピンズがこれほどまでに作者のパーソナルな部分と切っても切り離せない物語であり、ディズニーの魔法で見事に昇華されたものだったなんて。楽しさメインで楽しんでいた作品に何層にも見応えが生まれました。
これは是非原作も拝読しなきゃいけませんね。

ディズニーに関しては幼い頃からの思い出補正が大いにあり信者すら入ってるのでどうもダメで…。ディズニーが生み出した多くの作品は、観客だけではなく作り手や作品まで救ってきたのだと感動。胸がいっぱいになりました。
鑑賞後に改めてポスターを見てみると、作中印象的だったシーンが蘇ってきてウルウルしてしまいました。
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