ヨッシー

大統領の執事の涙のヨッシーのネタバレレビュー・内容・結末

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

「グリーン・ブック」、「グローリー」と差別の時代に生きた、差別と戦い続けた人達の作品を立て続けに見ましたが、今作も差別の中で父母を失いつつも、ホワイトハウスの執事になった方のお話。
差別との直接的な戦いは、ほとんど彼の息子を通して描かれ続けますが、危険を省みず、差別開放運動に没頭する息子との衝突、家族の危機も描かれています。
息子程の過激さは無いものの、彼自身も静かに差別との戦いをしています。
仕事を辞めた後に、息子と共にデモに参加し、一緒に投獄されますが、それは仕事は亡くなったけど息子との絆を取り戻した瞬間でもあったのでしょう。
彼ら親子だけでたく、差別と戦い続けてきた人達の、大願の1つがオバマ大統領の誕生だったのでしょう。
当選のニュースを見た時に、執事の流した一筋の涙がとても印象的でした。
良い作品でした。
余談ですが、ちょい役で色んな方が出てたのにびっくり。
中でもレーガン大統領役が似すぎてて笑えたのと、演じてるのがスネイプ先生と知って、またまたびっくりでした。
ヨッシー

ヨッシー