憧れだった父親がダメ人間だと気づいていく、幻想が晴れていき現実を体感していく中で大人へと近づく男の子、まさにタイカワイティティらしい厳しくも人生に根ざしたテーマで、よく描けてたと思う。
タイカの作品やコメディセンスって常にタイプって訳じゃないけど、現実の痛さ、厳しさ、無情さをどちらかといえばコメディ寄りな作品でしっかり伝えるタイカのスタイルと共通テーマはすごく好き。
話が逸れていくけどラグナロクがすごく好きでジョジョラビットも結構好きだったから、ラブ&サンダーもやっぱり子ども向けに偏りすぎずもっと大人向けにビターに描いてくれたら良かったのになと思っちゃう。もしまたソーやるならぜひラグナロクのようなトーンに戻ってほしい!