未体験ゾーン2020で鑑賞。
正直に言うと、これを未体験ゾーンのみで上映するのが勿体無いくらいの大迫力ゾンビスプラッタアクションムービーだった。
前作のラストシーンから始まる本作。最初にある程度のおさらい(『バーフバリ2』的なね笑)があるのだが、個人的にはしっかり前作を観てからの観賞をオススメする。
前回の多少退屈になりがちな前半部分を今回は省き、初っ端からぶっ飛ばすあの感じが素晴らしかった。
雪山の生き残りであるマーティンは車で逃走していたものの事故に遭い、意識不明に。目が覚めると切り落としたはずの右腕がナチスゾンビの総督の腕に移植されていて、突如動き出す強靭な右腕に困惑するが、未だにナチスゾンビが追いかけてくることを知り、アメリカのゾンビ撃退団「ゾンビスクワッド」に依頼し、万事休すかと思っていたのだが……。
アホや。前作以上にアホすぎる。
まずナチスゾンビ総督の腕を移植されてしまうという展開。しかしこれがストーリーの軸となっていく重要な役割になってくる。常にハイテンションで物語は進んでいくのだが、新キャラが良かった。歴史博物館のゲイの受付、ゾンビスクワッドのメンバー達と全員活躍していたのが良い。
今回、ナチスゾンビが雪山から降りてくるので白と赤というコントラストを見られなくなったのが残念だが、まあ今回もなかなかのグロ描写。腸を取り、ナチスゾンビの身体に巻いたと思ったら、そのまま電線に触れ感電させる。また人の腸でガソリンを入れるシーンなんて誰が考えたんだか(笑)
物語はどんどんスピードアップしていき、最後は題名の通りナチスゾンビvsソビエトゾンビのまさかまさかのゾンビ対決。いや〜面白い。前作よりも笑いの要素は増えたかな?劇場で是非!
May the force be with you.