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花火思想のimaponのレビュー・感想・評価

花火思想(2013年製作の映画)
3.6
コロナが猛威をふるい始めた頃、桜井拓哉追悼特集があり、その企画の中心に居たのが大木監督。あの時、作品は2本くらいしか観れなかったけど登壇される関係者の思いが乗った素敵な追悼だったしSNSでコロナ禍の中、苦しいながらも熱い監督の来場呼掛けが気に入ったので大木監督作品、いつか観たいと思っていたのが早くも叶った。

2010年代になってこういう映画を撮る若者が居る、懐かしい岡林のサウンド(効きすぎ)のせいだけじゃないだろう。
恥ずかしいとか言いながら本当は好き?

自信や才能や夢が有るとか無いとか、そんな事で片付けられない物。

ホームレスにはやりたい事があるやつがなる。
脚本の阿佐ヶ谷氏のホームレス体験に基づく台詞が刺さった。
若い頃ルンペンに憧れて研究した事あるけど体験すらせず、何故か普通にそこそこの社会生活送ってきた。その答えがあったね。
ヴォーカルの何も解っちゃいなそうな「プロにならなきゃ負け犬だ」みたいな青い台詞もすんなり入る。
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