映画族やま

そこのみにて光輝くの映画族やまのレビュー・感想・評価

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)
4.8
菅田将暉を映画館でみるのは初なんだけど、こんなスゲえ若手俳優がいるのか、と感激。この先もすごく気になる若手。

SNSや映画アプリで『ラストに救いがあった』って言葉でまとめてる評をよく見たけど、あれを救いと呼ぶもんなのか...は疑問だった。
救いといわれれば、救いなのかもしれないけど。
救いにしては、辛いし、酷。
そんなことをも考えさせる池脇千鶴の表情が素晴らしかった。

彼女の叫び声やら震える二の腕やら食い込む下着やら振り返る仕草は、綾野剛との絡みを超えるエロさ。
やっぱりこんな女優ほかにおらん。強烈。
頭のなかで、池脇千鶴はジョゼ虎を超えました。
もう彼女はジョゼじゃない。
とか思いながらもあの頃の可愛さも未だに持ち合わせてる彼女は何者!

綾野剛は、いままでロングの雰囲気が好きだったんだけど、この微妙な目の隠れ具合なら短髪でもいいかな、と思いました。
あの表情はよくみる綾野剛だった、でもちゃんと、達夫だったのはすごい。

あとパンフがカラー・白黒スチル満載で、800円だけど買う価値有りです。
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