そもそも興行目的じゃないんだから仕方ないけど、映画として観たら大ハズレ。前田敦子のPVとしてなら…と思ったけど、アクション頑張ってる本人は良いけど、プロデュースワークが全く彼女のためになってない。アイデア不足。
思うに、秋元康は群をプロデュースすることに関しては天才中の天才だけど、個をプロデュースするのは苦手なんじゃないかって。アンサンブルでは面白いものを作れるのに、こと個人になると一気に薄っぺらく、きな臭くなる気がする。「あな番」にせよ「リモート」にせよ、あの辺が叩かれる要素と本作って地続きだなって。
