おえん

アバウト・タイム 愛おしい時間についてのおえんのレビュー・感想・評価

4.5
2023-25(自宅待機⑭)

通して観るのは3回目。
 ふと「時間の過ごし方、使い方って大事だよな」って思い、それならばと、この映画をチョイスした。
 今年の夏は当初の予定(5泊6日の旅)に突然に参加できなくなった。
最初、かなりショックで大分投げやりな過ごし方を5泊6日しかけた。最初の2日は「映画・映画・映画・・・」と意地になった。3日目から「どうせ過ごすのならもう少し時間を大切に」って思えるようになった。昨日の午前、午後、そして、今日の午前と時間を大切に使えた。

この映画を観て改めて思う。
 「大好きな家族と過ごせる時間」
 「各地にいる友とたまに一緒に過ごす時間」
 「生活を支える大切な仕事、それが""愉しい時間""になること」
ティムが父親から教えられ教え、父を超えた気づき。
簡単なことなんだけど心に余裕が無くなるとついつい忘れてしまうことだ。
 今回の「5泊6日の自宅待機」はそんなことを思い出させてるための与えられた「プレゼント」なんだ。だからやはり今現在(present)を大切に活かして過すことを心に刻む。

やっぱり、この映画のR・マクアダムス、最高やね!(^^)!

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【2020.7.11】
とても良かった。
最初は恋愛もののコメディタッチと思っていたが、人生賛歌のドラマだった。こういうを観ると人生が楽しくなる。
映画のジャケットはティム人生で最高の瞬間なんだろう。
阪神淡路大震災を受けて「日々の生活を大切に生きよう」と思った。あれから25年。毎日を大切に生きてきただろうか?
父と息子が浜辺で石投げをするシーンは泣けた。残念ながら私にはタイムトラベルする力は無い。だけど、今のところは過去に戻ってやり直しをしたいと思うより、その時その時を精一杯過ごしてきたと思うシーンの方が多いかな。もっとも失敗のない人生は無いので、都合の悪いことは適当に忘れているのだろう。息子二人の子育ては大変だったように気がするけど、最高に愉しかった気持ちの方が大きいかな。
レイチェル・マクアダムスの笑顔って最高だな。やっぱりこのジャケットは良いなぁ。
いい映画に出逢えて良かった。