アキラナウェイ

ローン・サバイバーのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)
4.2
バーグ×バーグ×実話
この組み合わせ、もはや鉄板!

パトリオット・デイ、バーニング・オーシャンに続いて、ピーター・バーグ監督、マーク・ウォルバーグ主演のWバーグを鑑賞。

アメリカが誇る精鋭特殊部隊ネイビー・シールズによるアフガニスタンにおけるタリバン指導者暗殺作戦中に起きた、ネイビー・シールズ史上最大の悲劇といわれるレッド・ウィング作戦を描く。

マーカス・ラトレル一等兵曹(マーク・ウォルバーグ)ら4人は山岳地帯に降下し、標的アフマド・シャーを偵察し、現地を偵察して無線連絡、味方の攻撃チームを誘導し、可能であれば目標を殺害する事が目的。

しかし、山で潜伏中に山羊飼い達に見つかってしまう。

彼らを殺すか解放するか。
解放すれば追っ手が来る。
100人にも及ぶタリバン兵が!!

この映画の凄い所は、前半まで全くドンパチしない事。なのに、緊張感が半端ない。そしていよいよ100人のタリバン兵が追って来る!!

右も左も敵に囲まれ、やがて激しい交戦に突入!!
凄い!!銃撃戦がリアルで引き込まれる!!

4対100

僕なら「終わった…」と天を仰ぐだろう。

どんどん追い詰められていく4人。逃げ場がなくなった彼らは崖を転げ落ちる。これが痛そうで痛そうで。痛がりの僕は失神しそうだ。岩場を転がり落ちるあのシーンはどうやって撮ったんだろう。スタントマンにしても、絶対怪我するよ…。

そして、繋がらない無線。繋がらない衛星電話。
ファッキュー!!

この絶体絶命の危機的状況から、マーカスはただ1人生還する。終盤の展開は予想を超えたものだった。

最後の最後、やっぱり泣けた。
Wバーグには泣かされるなぁ。


【オマケ:戦争映画を楽しむ豆知識のコーナー】
戦争映画で誰かが「RPG!!」と叫んだら、「ヤバイ!!」と脳内変換しましょう。RPGはロールプレイングゲームの略ではなく、形勢を一気に逆転される程の破壊力を持つ携帯対戦車グレネードランチャーです。本作でも、もちろん出てきます。ヤバイ!!

【オマケ:イケメンを探そうのコーナー】
戦争映画は登場人物も多くなりがち。戦闘シーンになるともう誰が誰だか何処にいるんだかわからなくなりますね。辛く落ち込む事も多い戦争映画ですが、イケメンを探してウキウキウォッチンしましょう。マーク・ウォルバーグはただのゴリラですが、エリック・バナ、テイラー・キッチュ、エミール・ハッシュ(この2人、顔も名前も似てる)、アレクサンダー・ルドウィグ(めっちゃ美形でしたけど!)などなど、本作でも男前ネイビー・シールズが揃っていました。